片頭痛カンファレンス
片頭痛の勉強会に参加。
片頭痛は、頭痛のある時のみならず、頭痛のない時も、生活の質を下げてしまう消耗性の前身疾患であり、
多くの方のQOLの低下につながっている。
頭痛のある時だけでなく、頭痛がない時の支障度を如何にして可視化するかを改めて学び直し、
またその重要性を再確認した。片頭痛による生活支障度をpatient firstで共有化することが、最適な治療につながる。
頭痛の発作が起こった場合には可能な限り速やかに消失させうる適切な頓服薬を使用し、
また、可能な限り頭痛の発作を少なくする予防治療(予防薬の使用と生活習慣の改善)を行うことが重要である。
片頭痛の方は、頭痛がない時も、頭の中に霧がかかったような状態で、ぼんやりしてしまい、
考える事や集中が難しい状態(ブレインフォグ brain fog)のことがあります。適切な治療を行うことで、
brain fogが晴れて水晶のように澄み切った状態(クリスタルクリア crystal clear)に改善することが期待できます。
片頭痛による生活支障度を可視化し、よりよい治療法を提示し、crystal clearな日々が増えるようにできればと改めて思った。